近藤智洋 「塔」


新着メールが一通。

近藤智洋さんから、ニューアルバム「塔」が届いた。

早速、目を閉じて聴いてみる。

 

近藤さんの脳内をのぞいているような感覚。内省的で、体が浮いていくような音。

そこにズシリと響く言葉の羅列。

メールには、全ての録音を自宅で、エンジニアさんと一緒に行った、とある。

録音にも親密さが溢れているし、ミックスも繊細で大胆でとてもよい。

聴き終えた時、この作品に最初に感じた感情は、「励まされた」だった。

こういうのを本当の創作物と言うのだろう。素敵なジャケットのイラストと相まって、

美術館で一つの絵画の前に立ち、ずっと目が離せずに立っていたような、

そんな気持ちになった。

 

近藤さんがPEALOUTで轟音の中で歌っていた時、僕はライブハウスの客席から

その姿を見ていた。せめぎ合う音をかいくぐって届いてくる言葉たち。かっこよかった。

そして、昨年から、函館のHさんの縁で、ライブを観に行ったり、観に来てもらえたり。

感謝します。

 

これから始まるビードローズのレコーディングに向けて、つまずきそうな時は、

このアルバムをもう一度聴き返そうと思う。良いものを届けたいから。

それは、音楽でも野菜でも一緒(笑)。ですよね、Hさん。

 

 

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